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「リトル・フォレスト」を見て思ったこと

今日は何となく一日が過ぎていくのかなと思っていたのですが、ひょんなことから久しぶりに映画でも見てみようかと思い立ち、何回か見ているドラマ「リトル・フォレスト」 を借りました。ごはん党の主旨的に農業は外せないとのことで、ぼっちヤクザ先生から推薦があったからである。

 「リトル・フォレスト」は小森という架空の村を舞台にしているが、実際に作者の漫画家五十嵐大介先生が岩手県衣川村で生活した体験をもとにしている作品である。韓国でもリメイクされた映画が上映され、日本でもネットで見ることができる。

 私が勉強になったのは、やはり自然の中で農業を通して、あるいは山の恵みをもらいながら生活しているというライフスタイルで、私にはできないなあと、思いながら毎度見ているのだが、生活していくために開墾や野菜作り、林業もしていかなくてはならない生活。自然相手で言い訳ができない。というところが感じられた。正直あこがれるが、難しいだろうなあと思う。

作品の中で続いていくのが料理の光景。ずっと食べることが続いていくのだが、どれを見てもとてもおいしそうだ。私が好きなのは春編で出てくるジャガイモの朝食で、自分でも作りたいなと思う。

そして気になったのはエンドロールで出ているフードディレクションというお仕事である。参考にしたのはインターネットで検索したサイトだが、参考に下に記す。

 フードディレクションとは何かというと、地域にある特産品を活かした料理のメニュー作りや、それをさらに広告していく仕事である。Be-natureさんのサイトを参照しただけだが、気候変動や健康に配慮した考え方をもとに、食とは自然や人と人をつなげる重要な役割を果たしているということで、地域食材を活かしたメニューや、それを食べたりするコミュニケーションを盛り上げるお仕事である。気になる方はサイトを参照してみるといい。ちなみに掲載の許可は取っていない。

 ごはん党としては基本食べ歩きみたいなことばかり書いて、本筋の世界の料理について学ぶ姿勢であるとか、農業に関することの勉強など、やることは山ほどあるはずだが。食から世界平和を目指すスタンスはまだまだ修行中。しかし、フードディレクションをしているような方々がいるからこそ、食べるということの重要性が広まっているのだなと、認識されているのだと思えるのであった。ドラマの中でも、おいしそうに映像表現をしていただいているので、なるほど、映像の世界でもいろいろな活躍している人がいるのだなと思うのであった。もちろん役者の橋本愛さんもとても役に合っているのであった。そして現地の人々の生活風景がなんでもないようなものであっても映像を通して違った見え方ができるのだと感じられた。違った視点での見方も必要かなと思えるのである。

 こちらが「リトル・フォレスト」の原作と、「カボチャの冒険」である。もう古いかもしれないが、いい漫画だと思うのでお勧めする。



映画の中の言葉で「おいしものを作るのは世界共通(少し曖昧だが)」の言葉と野菜作りと人生を掛け合わせるところがなんだか考えてしまう。人生も土づくりとか野菜作りとおんなじなんでしょうか。ふーんしみじみ。ぼちー。

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