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ハラールな笠岡ラーメンを求めて。果たしてその結果は!?

  • 執筆者の写真: 5bookj
    5bookj
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

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ハラールなラーメンとは実は笠岡ラーメンではないか? という問い。

数年前に考えていたのだが、のんべんだらりとしていたら、結局食べに笠岡にもいかず、通過して九州に行く始末。イスラム教といえば私の中では中東の紛争地帯の人々や、厳格な戒律。数字、中国の大船団を率いてアフリカまで到達した明の鄭和などが思い起こされる。彼らは食品についても規律があり、アルコールと豚肉は食べないと教科書などで学んだ。そんなイスラム圏の人々も最近では政府の移民政策のもとで地方都市ではあるものの、ちらほらと見かけるようになっている。私だいぶ前に見た彼らはコンビニの横で迷惑にならない程度に布を敷いて、お祈りをしているところを目撃したこともある。人口が少ないとはいえ、そうしたイスラム圏の人もいるのである。そんな彼らが安心して食らべれるラーメンはないかということを考えたとき。工夫を凝らしている商品や食品もあるだろうが、私の場合笠岡ラーメンが思い浮かんだ。雑誌などでちらほらと写真入りで見かけだした笠岡ラーメンは鶏チャーシューに出汁も鶏か煮干し。これならばいけると考えてみたが、醤油のアルコールはどうだろうかとふと思い立ち、リサーチしてみた。すると鍋で煮沸する醤油ならばアルコールは飛ぶのではないかという結論に至る。しかし、私も少しだけつくり方を覚えたことがあるが、醤油はそのまま使うのではないかとも思われる。そうなると、テーマであるハラールな笠岡ラーメンとは本当にそうなるのだろうかという疑問が浮かんでくる。ラーメン屋の醤油はかなりこだわったものが使われると思うので、果たしてこの問はどうだろうかという話になる。これではお店に提案でもしなくてはならない。そこまでは私の範疇ではないので、そこはそこということにして、所用を済まし、私は午前10時くらいから笠岡へと向かった。車で一時間半程度の道のり、以前九州へ向かうときに通った道でさほど気になることもない。

 お店に着くと数人のお客さんが列を作っていた。私も車を停めて列に並ぶ。

 お店の暖簾がかかると同時に入店。メニューは中華そば一択。大か並。私は大を選び、着丼と同時にスープと麺を啜る。少し舌の奥に苦味を感じるが、まあまあ美味しい。もう少し甘めの味を期待していたが、醤油の味もさることながら麺との相性もいい。チャーシュはもちろん鶏肉でこれもハラールに適合している。別段笠岡にこだわりを持たなくてもいいのでは? という人もいるだろうが、昔から愛されてきた味をイスラム教徒の人にも食べてもらいたい。そこがポイントである。醤油のアルコールだけで制限されては彼らが可哀想である。できればそのままの味を。今、ハラール食品は増えていて、いろいろなものが食らっべれる時代になっているけども、巷では海外の人がラーメン屋で修行をしている風景も見られたりする。福岡の老舗のラーメン屋、長浜ラーメンでも外国人が店で働いていた。こうした時代なのだから、やはりみんなおいしく食べられるラーメンを提供する工夫は必要ではないかと今回考えさせられた。

 
 
 

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