九州のこと、知覧への旅
- 5bookj
- 11月25日
- 読了時間: 3分
知覧の特攻平和記念館に行きたいと思っていた。昔から興味があり、大人になるにつれてそれは悲しい記憶なのだとだんとわかるようになったのだが、その基地のあったところを訪れるのはなんとなく決めていたことで、仕事もうまくいいかないし、休んでいるからちょうどいいと思い切って行ってみることにした。
11月19日午前8時頃、私は愛車のアクアで最初の目的地福岡へと向かうことにした。予定では下道を使うことにしていたが、尾道あたりでホテルのチェックインに間に合わないと、高速に切り替えることにした。天気もよく、行くまでは面倒なのだが、行き始めるとなんとなく気分がよくなり、ヨイショとか思いながらどんどん進む。昔の職場である運送屋の本店があるところを通過しながら、あまり他の街並みを見てこなかったなあなんて思いながら、福山も大きな街だと感じてしまった。実際本社には行ったことがあるが、街は見てなかったから、そうか、こんなもんかと‥。
福山を通過しながら、尾道あたりでラーメンでも昼飯に食べようと思い、また走り続ける。尾道と言えば大林監督を思い出すし、尾道三部作なんかが思いつく。それに港町。尾道の町へとはいていくと昔ながらの建物や、狭い道を見ていく。
港の駐車場まで来ると、車を止める。うーん。海が見えて気分もいいなんて。そんで、トコトコと歩いてスマホで調べたまるぼしへと向かうのだが、途中で気になる店を発見。なんだか昔ながらの佇まい、それに人が並んでいる。店の名前は「つたふじ」うーん気になる。ここにしよう。早速最後尾に並び、待ち遠しい中華そばを思い浮かべながら写真を撮影。その写真はSNSにアップしたのだが、それはいいだろう。列の前には何やらアジア系の外国人が並んで、何やら店のメニューをノートに書き込んでいる。ここにもインバウンドとやらがきているのかよ思いに耽り、順番が来て着席。店の中は昔ながらの昭和の雰囲気。最近の若者は昭和レトロなんて言うのだろうが、私からするとこういう店には何かあると思えてしまう。メニューはシンプルに中華そばのみ。大盛りと並、それにご飯がある。私は中華そばの大盛りを頼み、代金の800円をカウンターへと置いておく。つたふじ本店の味とはいかに。そしてチャク丼。店主は結構な高齢なのか、店の前には体調の悪い時は休むこともあるらしいと書いている。物静かにひたすらそばを茹でている。娘さんらしき人が切り盛りはしている。そんで食べてみた。背脂の浮く醤油のスープ。蕎麦を啜り、スープを飲む。うまい。個人的にはかなりヒット。また食べたいなと思った。今度来るときは商店街も回ってみよう。








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